高血圧になる要因は個人差があります。
データをとり、要因がわかれば精度の高い対応ができますよ!
高血圧の主な要因は、生活習慣・加齢・遺伝。いずれの要因に対しても、生活習慣の改善が必要です。
生活習慣の改善!
・日常生活でのちょっとした運動量アップ(NEATの増加)
・呼吸の仕方や自律神経の安定に努めること
が重要だと私は考えています。
目次
塩分の取りすぎや肥満、大量飲酒が高血圧をもたらす
本能性高血圧の要因として、一番に挙げられるのが「生活習慣の乱れ」。塩分の取りすぎや高エネルギー食に偏った食生活、日常生活で身体を動かす機会が少ない(運動不足)人は、血圧があがりやすいです。さらに、生活習慣の乱れが内臓脂肪の増加になり肥満に繋がりやすいことも要因です。
ほかにも大量の飲酒や喫煙も影響します。特に飲酒は血圧を高めやすいです。お酒を飲みと一時的に血圧が下がりますが、その後血管が収縮して血圧があがってしまいます。また、高血圧同様に動脈硬化を招くリスクがあるため、血圧が気になる場合は避けた方が良いでしょう。
自律神経には、交感神経(=アクセル)と副交感神経(=ブレーキ)があります。交感神経は、日中、興奮しているとき、緊張・ストレスを感じているときに働きます。副交感神経は、夜間、休息時、落ち着いているときに働きます。
交感神経と副交感神経
誰でもあり得る!血圧をあげる日常生活の動作・できごと
塩分過多や運動不足、喫煙のほかにも思いがけない行動・動作が高血圧のキッケケになります。
例えば、ストレス。血圧は自律神経やホルモンの影響を受けてコントロールされています。自律神経は交感神経と副交感神経で構成されていますが、ストレスがかかると交感神経が優位になり、血圧があがります。
ストレスがかかっている人は特徴が表れやすいですね。本人は無自覚な場合が多いですが。
- 睡眠不足、睡眠障害
- 不規則な食事、過食、小食
- 運動不足、運動嫌い
- ネガティブ思考
- 他責思考
血圧があがりやすい行動して、トイレでのいきみ動作、寒暖差などもあります。
高血圧は年齢があがればなりやすい
なぜ加齢とともに血圧があがるのかというと、加齢とともに動脈硬化が進む人が増えるほか、自律神経の調整機能が低下することで血圧があがりやすくなります。
男性では、40代で4割、50代で5割、60代で6割、70代で7割の人が高血圧症になります。
もちろん、加齢の影響でも個人差は大きいです。
加齢の影響で高血圧になって、降圧剤を使うのは何だかな~と思います。
薬に頼らず、健康的な生活習慣を過ごしていきましょう。
遺伝的因子+生活環境因子で高血圧が起こる!
高血圧は、遺伝的因子も要因となることが知られています。親や兄弟が高血圧の人は、血圧があがりやすい因子を受け継いでいる可能性があります。
しかし、遺伝的因子を持っているからといって、必ずしも高血圧症を発症するわけではありません。高血圧症には遺伝が5割、生活環境因子が5割は関与すると言われています。遺伝的因子がある人でも健康的な生活を送っていれば、発症率は下がります。
親の生活習慣がほとんどの場合、子の生活習慣に影響をおよぼすよね。
ある意味で、生活環境因子も遺伝に近い。
子どもが異変に気付くか、親が勉強熱心であれば良いです!
日常で何気なく行っていた動作や行動が、実は血圧をあげている可能性があります。
日常のこんな動作が血圧をあげる
- 起こっている時
- 車の運転
- ギャンブル
- 性行為
- イライラ
高血圧の要因についてのまとめ
高血圧を引き起こす要因は、遺伝的な要因もあれば生活習慣が要因になるときもあります。
また、普段の日常生活でも血圧をあげやすい行動があるので、注意していきましょう。