トレーニングで鍛えるべきは歩行速度【第6のバイタルサイン】

バイタルサインとは

バイタルサイン(vital sighn)とは、健康状態をあらわす重要な指標で、全身状態の安定度のことです。医療現場では頻繁に測定されています。

バイタルサインは、主に「呼吸数」「心拍数」「体温」「血圧」の4つの項目が基本です。

メディカルでは「意識レベル」「尿量」を含めた6項目をバイタルサインと称したりもします。

フィットネスでは、「歩行速度(歩速)」が第5のバイタルサインと呼ばれたりもします。

バイタルサイン測定の目的

バイタルサイン測定の目的は、異常の有無と程度、または恒常性(ホメオスタシス)の変化を確認することです。バイタルサインの数値が1つでも極端に悪化してしまうと命に危険が及びます。

フィットネスジム・パーソナルジムに通う人が鍛えるべき第6のバイタルサイン【歩行速度】

歩行速度は、国際的に健康科学の分野で「第6のバイタルサイン」として考えられるようになってきました。

なぜなら、歩行速度から、その人がどのような健康問題を抱えることになるかを幅広く予測できるようになったからです。

  • バランス能力やその他の運動機能と高い相関関係
  • 普段の歩行速度によって、転倒の可能性が予測
  • 運動機能・認知機能の低下の予測
  • 入院のリスクや死亡率まで予測
  • 上肢・下肢、バランス能力、柔軟性

女性は40代から、男性は50代から歩行速度が低下する

女性は40代を過ぎると徐々に歩行速度が低下していきます。閉経や筋肉量の減少、骨密度の減少、健康状態に不安を抱える時期と重なります。

男性は30代に歩行速度がもっとも速くなり、50代までピークを維持し、そこから徐々に低下していきます。太りやすくなったり、血管系イベントが起こりやすい時期と重なります。

歩行速度をあげるトレーニングをしよう

歩速の重要性を感じてジムに通うのは良いですが、正しいトレーニングをしないと怪我や連動性のない歩行を手にいれてしまうリスクがあがります。

リハビリ患者以外は、膝を壊すためのマシンであるレッグエクステンション、レッグカールは行わないことを推奨します。

自体重から行えるおすすめのトレーニング例を紹介いたします。

ヒップ(ペルビック)ウォーク

<鍛える筋肉>腸腰筋

<動作>歩行につなげるための骨盤の側方挙上の再教育運動

<ポイント>骨盤の側方挙上と胸椎回旋の連動動作の習得

ワイドスクワット

<鍛える筋肉>
主導筋:大殿筋、ハムストリングス、大腿四頭筋、
協働筋:下腿三頭筋、前脛骨筋
安定筋:脊柱起立筋、腸腰筋

<ポイント>
・第2中足骨と膝蓋骨中心が同じ方向をむく
・動作中は常に脛骨と脊柱が平行
・足底(母指球・小指球・かかと)と5趾の指腹の計8点が床についた状態

<注意>
・カウンターニューテーション:ハムの柔軟性低下、股関節の過屈曲で仙骨が起き上がること
・背屈反応:重心が後ろにくずれ、つま先が浮き、かかとに体重が乗ること。機能性をさげる癖作りになります。

スプリットスクワット

<鍛える筋肉>
・主動筋:大殿筋、ハムストリングス、大腿四頭筋
・協働筋:下腿三頭筋、前脛骨筋

<ポイント>
・第2中足骨と膝蓋骨中心が同じ方向を向く(トゥズパテラ・セイムポジション)
・動作中は常に脛骨と脊柱が平行を維持(チビアスパイン・セイムアングル)
・後ろ足の足底が床に対して100度になるまで踵をあげます。(ヒールレイズ)

【特典のこり3名様】無料相談・コース初回体験受付中!12/31日まで

PAGE TOP
Top PAGE TOP