先日、アチーブメントの「ピークパフォーマンスコース」を修了しました。
今回の研修を通して、特に大きな学びとなったのが「伝わる力」です。
私はこれまで、パーソナルトレーナーとして、姿勢改善、身体の使い方、トレーニング、食事、生活習慣など、身体に関する知識を学び続けてきました。
しかし、今回改めて感じたことがあります。
「正しいことを伝える」ことと「相手に伝わる」ことは違う。
どれだけ正しい知識を持っていても、それがお客様の中に落とし込まれ、納得され、行動につながらなければ、本当の意味での変化にはつながりません。
人は外側から直接変えることはできない
今回の学びの中で、今後のパーソナルトレーニングに特に生かしていきたいと感じたのが、選択理論心理学の考え方です。
人の行動を、外側から直接コントロールすることはできません。
「運動してください」
「お菓子をやめてください」
「もっと頑張りましょう」
と伝えたからといって、その人の行動が必ず変わるわけではありません。
最終的に「やる・やらない」を選択するのは、その人自身だからです。
だからこそ私は、行動を変えるためには、その人自身の内側にある考え方や価値観、目的に働きかける必要があると考えるようになりました。
外から無理やり動かすのではなく、本人の中から「変わりたい」「やってみたい」という気持ちが生まれる。
そこから初めて、継続的な行動変容につながっていく。
これは、これからの私のトレーニング指導において、とても大切にしたい考え方です。
「教える」から「引き出す」へ
トレーナーは専門家です。
だからこそ、つい「正解を教える」ことに意識が向きます。
「この運動をしてください」
「この食事をしてください」
「この姿勢を直しましょう」
もちろん、必要なアドバイスをすることは大切です。
しかし、それだけでは「トレーナーに言われたからやる」という状態になってしまいます。
私が目指したいのは、その先です。
「なぜ変わりたいのか?」
「どうなりたいのか?」
「今の自分にとって何が一番大切なのか?」
「そのために、自分なら何ができそうなのか?」
こうした問いを通して、お客様自身の中から答えを引き出していく。
そして、「やらされる」ではなく「自分で選んでやる」という状態をつくる。
これが、選択理論心理学をベースとしたパーソナルトレーニングにつながっていくのだと思っています。
身体の変化だけをゴールにしない
ダイエットであれば、体重や体脂肪を落とす。姿勢改善であれば、姿勢を整える。筋力をつける。
もちろん、それらは重要な成果です。
でも、それだけをゴールにはしたくありません。
「自分の身体を自分で理解できるようになった」
「運動を自分から続けられるようになった」
「食事を自分で選べるようになった」
「以前より自分の身体を大切にできるようになった」
そんな変化まで提供できるトレーナーになりたいと思っています。
身体を変えることを通して、自分自身の選択によって人生をより良くできるという感覚を持ってもらう。
それも、パーソナルトレーニングの大きな価値だと考えています。
「整えてから、鍛える」そして「理解してから、変わる」
ENRICH GYMでは、「整えてから、鍛える。」という考え方を大切にしています。
身体の状態を整え、正しく動ける状態をつくってからトレーニングを行う。
そして今回の研修を終えて、そこにもう一つ大切な考え方を加えていきたいと思っています。
「理解してから、変わる。」
自分の身体について知る。
なぜ今の身体の状態になっているのかを知る。
何を変えれば理想に近づけるのかを知る。
そして、自分自身で「変わりたい」と思い、自分で選択する。
そのプロセスをサポートすることも、トレーナーの大切な役割です。
学びを現場で生かす
今回のピークパフォーマンスコースで学んだ「伝わる力」と、選択理論心理学の考え方を、これからのパーソナルトレーニングに落とし込んでいきます。
一方的に教えるのではなく、対話する。
答えを押しつけるのではなく、一緒に考える。
外側から無理に変えようとするのではなく、その人の内側から「変わりたい」という気持ちを引き出す。
そして、お客様自身が選択し、行動し、変化を実感できる。
そんなパーソナルトレーニングを提供していきたいと思います。
研修は修了しましたが、ここからが本当のスタートです。
学んだことを知識として終わらせず、一回一回のセッションで実践し、お客様の変化につなげていきます。
身体を整える。
身体を鍛える。
そして、自分自身の選択で人生をより良くしていく。
これからのENRICH GYMは、身体だけではなく、「自分で変わる力」までサポートできるパーソナルジムを目指していきます。


